大学生はプログラミングと英語どちらを学ぶべき?現役メガベンチャーエンジニアが解説します

大学生は人生の最後の夏休みと言われるぐらい自分のやりたいことにまとまった時間をとりやすい時期です。

そんな大学生の方で何か勉強したいと思った時にパッと思いつくのが「プログラミング」、「英語」だと思います。

どちらも何となく就活に有利そう?みたいな感じで考えている方が多いと思います。

しかし、こんな疑問を持った人がいるのではないでしょうか?

大学生はプログラミングと英語どちらを学ぶべき??

この記事ではプログラミング、英語どちらを優先的に学ぶべきか現役Webエンジニアの僕がお答えします。

結論から先に言ってしまうとIT業界に入りたいのであればプログラミングを優先的に勉強した方が良いです。

理由は、以下の通りです。

  • IT業界の共通言語を知ることができる
  • プログミングは英語に比べ学習コストが高い
  • 未経験からエンジニアになるなら新卒の方が簡単
  • 自身のサービスを作ることも可能になる

詳しくはそれぞれ本編で紹介します。

この記事を読んで欲しい人
  • 大学生で英語とプログラミングどちらを学ぶべきか迷っている人
  • 大学生のうちにプログラミングを学ぶと、どんなメリットがあるか知りたい人
  • IT企業への就職を考えている人
目次

前提条件

当然ながら両方学習するのがベスト

どちらを学習するべきか話す前に前提を話したいと思います。

当然のことながらどちらか選ぶよりプログラミングも英語もどちらもできた方が良いです。

時間に余裕のあるという人はどちらかと言わず両方とも学習してみましょう。

今回は前提として以下のようにどちらかを選ばざるを得ないという方に向けて話していきたいと思います。

  • 大学生活が忙しく両方勉強するリソースが取れない
  • 中途半端にならないようにどちらか一個に集中したい

IT業界に全く興味がない人は英語が優先

冒頭に結論としてIT業界に興味がある人はプログラミングを優先すべきだと書きましたが、あくまでIT業界に興味がある人が対象です。

全くIT業界に全く興味がないという人は英語を優先すべきです。

理由はIT業界以外では英語の方がアピールしやすいからです。

就活をしたことがある人であればわかると思うのですが、どの会社でもTOEICのスコアは必ずと言って良いほど聞かれます。

一方でプログラミング経験はIT企業もしくはエンジニア職に応募したときにしか聞かれません。

もしIT業界に全く興味がないのであれば、必ず聞かれる英語力を伸ばしたほうが良いのは明白です。

TOEICで高スコアを目指すことや留学経験に時間、お金を使いましょう。

IT業界に興味がある人はプログラミング学習を優先すべき

IT業界の興味がある、入りたいという人は英語よりもプログラミングを優先して学習するべきです。

理由を4つまとめました。

IT業界の共通言語を知ることができる

1つ目の理由はプログラミングを通じてIT業界の共通言語を知ることができるです。

IT業界ではとにかく横文字、専門用語が多いです。

それらを就活の時期に全て理解するのは至難の業です。

しかしプログラミングを勉強しているとその過程で多くの言葉と出会うため、自然と身についていきます。

IT業界のエンジニアになりたい人はもちろん開発職以外を志望している人にもおすすめです。

開発エンジニアでなくてもエンジニアの話す言語を理解できるというのは一つの大きなスキルになります。

プログラミングは英語に比べ学習コストが高い

2つ目の理由はプログラミングは英語に比べて学習コストが高いことです。

皆さん英語に関しては少なくとも中学一年生の時から義務教育として勉強してきており、大学受験などでも使用することから土台はある程度作られていると思います。

一方でプログラミングについてはどうでしょうか?

全く触れたことがないという人がほとんどだと思います。

プログラミングというのはプログラミング言語を使ってプログラムを書くことです。

プログラミング言語も英語と同様に文法、作法があり1から勉強する必要がある

ある程度知っている英語と全く知らないプログラミング言語では明らかにプログラミング言語の方が学習に時間がかかります。

このように学習コストの高いプログラミング言語を社会人になってから新たに学ぶというのは非常に大変です。

大学生のようにまとまった時間をとれる時にプログラミングを勉強してしまうのが賢い選択だと考えます。

実務未経験からエンジニアになるなら新卒の方が簡単

3つ目の理由は実務未経験からエンジニアとして就職するのであれば新卒からの方が簡単だからです。

もし大学生うちにプログラミングを勉強していれば、それだけでIT業界に新卒で就職するのに有利になります。

新卒の就活はポテンシャル採用という言葉もあり、ある程度プログラミングの経験があれば実務の経験(インターンなど)がなくても採用されるケースが多くプログラミング学習のコスパが良い。

一方で社会人になってから転職する場合はどうでしょうか?

エンジニアの転職求人票を見てわかる通り、実務経験Java3年以上などの条件がつき未経験からエンジニアになるためのハードルが高くなっているのがわかります。

一度就職してしまうとプログラミングを勉強しても実務経験がないと採用されないのでプログラミングを勉強して得られるメリットが少ない。

現在、大学生の方でIT業界、特にエンジニア職に興味があるという方は新卒で採用してもらう確率を上げるためにプログラミングを学習するのがおすすめです。

自身のサービスを作ることも可能になる

4つ目の理由は自身のサービスを作ることも可能になるです。

プログラミングを学ぶとどのように世の中にシステムが動いているのかが理解でき、どのようにすれば作れるのかがわかるようになります。

何かサービスのアイデアさえあればそれを自分の手で実現することができます。

自分でサービスを作ることの何がすごいかというと起業のためにほとんどコストがかからないことです。

もし全くスキルのない人が一つのサービスを作るとなったら膨大なお金をかかりますが、そのお金がかかりません。

プログラミングは就職だけでなく起業の可能性にも繋がるのです。

プログラミングのおすすめの学習方法は?

ここまででIT業界に興味がある大学生はプログラミングを勉強した方が良いということを書いてきました。

次にプログラミングをどのように進めれば良いのか3つのステップを紹介します。

ステップ1:まずはProgateから始めよう

初心者に一番のおすすめはProgateです。

Progateはブラウザ上でプログラミングを勉強できるサイトで非常にわかりやすいです。

現在、現役エンジニアとして働いている僕自身も大学生時代Progateを使って勉強していました。

詳しい使い方は以下の記事で紹介しているので是非見てみてください。

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ステップ2:自分で何かサービスを作ってみよう

ある程度Progateを使ってプログラミングのやり方を理解したら次に自分で何かサービスを作ってみましょう。

一番の理想は自分が作りたいと思うものを作ることなのですが、おそらく作りたいものがない人がほとんどだと思います。

このように作りたいものがないという人は普段自分が使っているWebサービス、アプリを作ってみることがおすすめです。

番外編:プログラミング系のインターンに参加する

番外編としてプログラミング系のインターンに参加するというのを追加しました。

これはメガベンチャーなど有名なWeb系の企業でエンジニアになりたいという人におすすめです。

ステップ2で自分でサービスを作った経験があり、面接を通るための最低限のコミュニケーション能力があればインターンとして働かせてもらうことはそこまでハードルは高くないかと思います。

エンジニア就活で無双したいという人にインターンはかなりおすすめです。

まとめ:IT業界に興味があるならプログラミングを優先しよう

本記事では英語とプログラミングどちらを優先すればいいの?という質問に答えていきました。

結論、IT業界に全く興味がない人は英語を優先、IT業界に入りたい人はプログラミングを優先しましょう

プログラミングの学習方法はまとめると以下の3ステップになります。

  • Progateで学習
  • 自分で何か作ってみる
  • インターンに参加してみる(上級者向け)

エンジニアになりたいという人は上記の3ステップを実行することで確実に就職できる確率を上げることができます。

是非興味を持った方は試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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