エンジニア就活をしていて良く言われるのが「メガベンチャー企業に入社するなら長期の開発インターンをしている方が有利」ということです。
現役でメガベンチャー企業で開発を行なっている僕もこの意見には完全に同意で大学生時代に長期の開発インターンを行なっている人は確実に有利になっていると思います。
実際、僕の同期に学生時代長期インターンをしていたという人は体感3割から4割ぐらいいました。
そこでこんな不安を感じた人もいるのではないでしょうか?
インターンを経験していないとメガベンチャーから内定もらえないのかな?
結論、インターンを経験していなくてもメガベンチャー企業から内定をもらうことは可能です。
その根拠として僕自身、インターン経験なしで内定をもらい入社しました。僕の周りでもインターン経験なしで内定をもらっている人がたくさんいます。
本記事では、長期インターン経験なしでメガベンチャー企業に内定するための再現性の高い5つのステップを紹介します。
内定をもらうまでのステップをまとめると以下の通りです。詳しくは本編で説明します。
- コンピュータサイエンスを学ぶ
- 自分でWebサービスもしくはアプリを作る
- ハッカソンなどのイベントに参加する
- チーム内で何か価値を発揮した経験を作る
- 企業研究、面接練習を行う
- インターンを経験していないけどメガベンチャー企業に入りたい人
- どのような経験がメガベンチャー企業に入るために必要か知りたい人
メガベンチャーに内定するための5ステップ
1. コンピュータサイエンス、プログラミングを学ぶ
エンジニアになるためにはコンピュータサイエンス、プログラミングの知識が必要です。
なぜ必要かというとエンジニア就活ではコーディングテストが実施されることが多いからです。
コーディングテストでは「データ構造」、「アルゴリズム」、「プログラミング」の知識がないと解けません。
ここから「コンピュータサイエンスの基礎を身につける方法」、「コーディング試験対策」をそれぞれ紹介します。
コンピュータサイエンスの基礎を身につける方法
まずはコンピュータサイエンスの基礎とプログラミングを1から学ぶ必要があります。
コンピュータサイエンスのおすすめの勉強法は基本情報技術者の勉強をしてみることです。
この勉強でIT関連の基礎的な情報を網羅的に学ぶことができます。
基本情報技術者の勉強におすすめの参考書を載せておきます。
おすすめのプログラミング言語はJava
プログラミング言語に関してはどの言語でも良いのですが、おすすめはJavaです。
Javaは「C言語やC++に比べ比較的勉強しやすい」かつ「Python、PHPなど他のプログラミング言語にも応用が効く」という特徴があります。
Javaでおすすめの参考書も紹介します。オブジェクト指向についてわかりやすく解説されているため初心者におすすめです。
僕自身、このシリーズの参考書で大学のプログラミングのJavaのテストを乗り切りました。そのくらい非常にわかりやすい参考書なのでJavaを勉強するならこれを使ってください。
コーディング試験対策
コンピュータサイエンスの勉強が終わったら、コーディング試験に向けて学習した内容を実践しましょう。
おすすめはプログラミングコンテスト向けの本を読むことです。
おすすめの本をいくつか載せておきます。
2. 自分でWebサービス、アプリを作る
Webフレームワークを学ぶ
Webフレームワークを使えるようになりましょう。
簡単でおすすめなのが「Ruby on Rails」です。
「Ruby on Rails」はProgateのコースにも含まれており、Progateを使えば体系的にMVCモデルの考え方が理解できるます。
CRUD全てを含むサービスを作ってみる
Webフレームワークを学んでWebサービスの作り方を理解したら実際に自分でサービスを作ってみましょう。
作るものは基本何でも良いのですが、「CRUD」すべての機能が含まれているものが好ましいです。
CRUDとは「CREATE」、「READ」、「UPDATE」、「DELETE」の略
もし自分で作りたいものがないという人は身の回りにあるサービスを模倣して作ってみるのでも十分勉強になると思います。
3. ハッカソンなどの技術系イベントに参加してみる
ここまででコンピュータサイエンス、Web開発の基礎を身についたと思うので次はハッカソンなどの技術系イベントに参加してみましょう。
ハッカソンとは特定のテーマに対してエンジニア、デザイナーが集まってシステムを作成するイベント
技術系イベントはサポーターズなどのサイトで探すことができます。
イベントに参加することで「企業と直接つながることができる」、「他の優秀な学生と人脈を作れる」など良いことしかありません。
是非、メガベンチャーなど人気企業に入りたいという人はイベントに参加することを考えてみてください。
4. チーム内で何か価値を発揮した経験を作る
エンジニアの面接で良く聞かれるのが「チームで何か活動した経験があるか」です。
実際、僕自身も面接で聞かれました。
なぜこのような質問をするかというとエンジニアの仕事は基本的に複数人のチームで進めていくからです。
面接官は就活生がエンジニアとして入った時にチームで問題がなく働ける能力があるか知りたいという意図で質問しています。
エンジニアはチームでプロジェクトを進めるためチームで何か成し遂げた経験があると有利
「サークル」、「バイト」、「部活」とにかく何でも良いので何かチームで取り組んだ経験があるか考えてみてください。
もし可能であれば、チーム内でどのような価値を発揮したのか説明できるとより良い印象になると思います。
チームで価値を発揮した経験があれば、エンジニアとして複数人で仕事をする時も価値を発揮できるとアピールできます。
5. 企業研究、面接練習を繰り返し行う
最後にしなければならないのは企業研究、面接練習です。
やることは普通の就活と同じになります。
- なぜその企業でなければならないのか
- その企業に自分はどのような価値を提供できるか
企業研究の際はこの2つを重点的に考えてください。志望理由は最終面接で特に深掘りされるので事前にしっかりと調査しておきましょう。
面接練習に関しては、大学の就職課で面接練習を対応してくれることが多いのでそこを利用するのがおすすめです。もし、OB、OGなどと交流がある場合はその方にお願いするのも一つの手段になります。
まとめ:インターン経験がなくてもメガベンチャーに内定できる
本記事ではインターン経験がなくてもメガベンチャー企業に内定するために必要なステップを5つ紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- コンピュータサイエンスの基礎を身につける
- 自分でWebサービスもしくはアプリを作る
- ハッカソンなどの技術系イベントに参加する
- チーム内で何か価値を発揮した経験を作る
- 企業研究、面接練習を行う
メガベンチャーなど人気の企業でも本記事で書いた5つのステップを確実にこなしていくことで内定をゲットする確率を大幅に上げることができます。
是非実践してみてください。
皆さんのエンジニア就活が上手くいくことを願っております!
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